内科・訪問診療・訪問看護
桃山台駅より徒歩8 分、竹見公園北向かいのワタナベクリニック
ワタナベクリニックについて
～わたくしたちの思い～
ワタナベクリニックは、皆さんのかかりつけ医として機能していくことをめざします。通院できなくなった患者様には訪問診療をおこないます。外来通院から、在宅での訪問診療そして看取りまで切れ目のない医療を提供致します。医療に関してはもちろんのこと、いつまでも住み慣れた自宅で生活ができるようアドバイスをさせていただきます。
訪問診療・訪問看護に関しても
お気軽にご相談ください
訪問診療・訪問看護に関してもお気軽にご相談ください桃山台駅より徒歩8分、竹見公園北向かいのワタナベクリニックです。内科、訪問診療、訪問看護、生活習慣病でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。患者さまに寄り添いサポートいたします。
来院される患者様へお願い
医療機関には、高齢者や免疫機能の衰えた方など、感染リスクの高い方が来られます。
現在、コロナ感染が急増しております。来院されたら、必ずマスク着用の上お入りください。
外来待合室が、過密にならないよう各自の診察時間をあらかじめ決めさせていただいております。
初めての方、定期通院患者様で、予定外の受診を希望される方は、必ず電話で、受診時間を予約してください。
診療時間
訪問診療：13:30～16:30 火曜・水曜・木曜・金曜 に実施しております
診察室へようこそ
あいさつ文
当クリニックかかりつけの患者様に、2016年から６年間、高齢化社会をうまく乗り越えていくための工夫を書いたおたより、私たちのロンドクレアントを定期的に発行しておりました。訪問診療や訪問看護など、実際に在宅医療を受けておられる患者様ばかりでなく、外来通院の患者様からも一定の評価をいただいておりました。
コロナで忙しくなりその後中断したままとなっておりました。かかりつけの患者様から再開の強い要望が続々と寄せられ、この度、診察室へようこその形で再開することになりました。
今後は、定期的に発行できるよう頑張っていきたいと思います。
誤嚥性肺炎とブローイング （１）
2025年11月
最近、肺炎で亡くなる高齢者が増えています。その中でも、高齢になるほど誤嚥による誤嚥性肺炎を起こす割合が増えてきます。
中には、誤嚥したことに気付かずに過ごして、肺炎が重症化してしまうケースや、寝ている間に逆流した胃液を誤嚥して、肺を悪くするケースもあります。このように気が付かないうちに誤嚥してしまうことを“不顕性誤嚥”といいます。この、不顕性誤嚥による肺炎の割合が、訪問診療を受けている患者さんばかりでなく、通院患者さんの間でも増加しています。
誤嚥性肺炎を予防するためには、呼吸トレーニングが有効です。具体的には、腹式呼吸、口すぼめ呼吸、ブローイング等です。
今回はこのブローイングについてお話をしたいと思います。
ブローイングとは、呼気（吐く息）に抵抗をかけながら、ゆっくり息を吐いてもらい、気道を広げて痰を出しやすくする方法です。
水を入れたペットボトルに長めのストローを挿入し、それを口にくわえてゆっくりと息を吐きます。専用の器具を使用する場合もあるようですが、ペットボトルは費用もかからず、手軽にできるところが利点です。
ほとんどの場合、1回のブローイングにつき10回、一日3回毎食後にしていただいています。
できるだけゆっくり、息を吐くことが、コツです。うまくいくとブローイング後に、呼吸音が改善します。
多くの患者さんで、抗生物質を使うことなく誤嚥性肺炎の改善を認めています。
